2020年5月

  • 2020.05.27

原発事故の教訓と被災者へのいたわりとは ―福島に新設される「伝承館」について―

※サムネイル画像の出典:東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設資料映像【本編】   https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/archive-video.html 福島県の災害アーカイブ施設 2020年3月に入ってから、不通区間であった常磐線の夜ノ森駅、大野駅、双葉駅の3駅と周辺の避難指示が順次解除され、14日に常磐線が全線再開した。双葉町には福 […]

  • 2020.05.15

【連載】第19回:中長期ロードマップと事故現場のいま

【連載】『原発ゼロ社会への道 2017』論点紹介 第19回 第2章 東電福島原発事故現場の実態と後始末 1.中長期ロードマップと事故現場のいま (p.94-102) 福島第一原発事故サイトの後始末作業の計画内容は、政府が「中長期ロードマップ」として作成している。事故直後の2011年5月に最初の計画が策定され、その後2012年7月に第1回改訂、2013年6月に第2回改訂、2015年6月に第3回改訂、 […]

  • 2020.05.13

【連載】第18回:行政の在り方を見直す

【連載】『原発ゼロ社会への道 2017』論点紹介 第18回 第1章 東電福島原発事故の被害と根本問題 テーマ4: 被災者のための法整備とは? 4-7.行政の在り方を見直す (p.82-84) 前回の記事では、今必要とされる法制度と体制について紹介した。ただ、法律が改正されたからといって、放射能汚染の管理が適切に行われ、被災者の健康が守られるわけではない。法律にもとづいて政策を実行していく行政も同様 […]

  • 2020.05.08

【連載】第17回:新たな立法の必要性

【連載】『原発ゼロ社会への道 2017』論点紹介 第17回 第1章 東電福島原発事故の被害と根本問題 テーマ4: 被災者のための法整備とは? 4-6.新たな立法の必要性 (p.80-81) これまでは、現存の法整備の問題点について見てきた。今日は、そういった指摘を踏まえて、どういう法律が必要なのか、原子力市民委員会の提案する法律の理念や内容を紹介する。以下、『原発ゼロ社会への道2017―脱原子力政 […]

  • 2020.05.01

【連載】第16回:放射性物質を規制する法的枠組みの現在-2

【連載】『原発ゼロ社会への道 2017』論点紹介 第16回 第1章 東電福島原発事故の被害と根本問題 テーマ4: 被災者のための法整備とは? 4-5.放射性物質を規制する法的枠組みの現在―2 (p.76)   前回の記事では、環境基本法の「適用除外規定」が削除されたにもかかわらず、放射性物質は相変わらず排出基準や違反した場合の罰則基準などが規定されないまま今日まで来ていることについて述べ […]